先週、伊坂幸太郎の「ラッシュライフ」を読み終えた。
面白かった。
父親が息子に対して語るシーンがある。

「考えるとロクなことが無い。特に俺とかおまえはな、
やることは全部裏目に出ちまうんだ」
「例えば、T字路にぶつかって道を選ぶとするだろ?
俺とかおまえはそういう場合に、大抵、誤った道を選択するんだよ。
ああ、あっちの道へ行けば良かった。ああすれば良かった。
そんなことばっかりだ。考えないほうがいい。
気をつけろ。必死に考えれば考えるほど裏目に出ちまうんだ。
考える前にスイングだ」


ああ、まさに今の私の状態だと思って引用させてもらった。

作者は冒頭、英和辞典から4つの単語を提示する。
lash
lush
rash
rush


LとRAとU
この4つのアルファベットを置き換えるだけで全く異なる
意味の単語になってしまう。
さらに、同じ単語でも「名詞」「形容詞」「動詞」で
又違う意味を持つ。
これもまた示唆に満ちた作者の紹介だ。

競馬もまた同じように主催者の手の中で異なる結果が
用意できる仕組みになっているのだろう。

トンネルの出口はいったいどこだろう?



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【2012/07/28 16:41】 | 読書
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